●デッキ構成
2《平地/Plains》
1《島/Island》
3《山/Mountain》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(M15)》
3《シヴの浅瀬/Shivan Reef(M15)》
4《凱旋の神殿/Temple of Triumph(TH)》
1《天啓の神殿/Temple of Epiphany(JN)》
4《神秘の僧院/Mystic Monastery(KT)》
3《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(KT)》
1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(KT)》
4《道の探求者/Seeker of the Way(KT)》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
3《風番いのロック/Wingmate Roc(KT)》
1《神々の思し召し/Gods Willing(TH)》
4《急報/Raise the Alarm(M15)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(M15)》
4《軍族童の突発/Hordeling Outburst(KT)》
4《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KT)》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
4《宝船の巡航/Treasure Cruise(KT)》
サイド
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JN)》
1《神々の思し召し/Gods Willing(TH)》
1《消去/Erase(KT)》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KT)》
1《否認/Negate(M15)》
1《異端の輝き/Glare of Heresy(TH)》
4《静翼のグリフ/Hushwing Gryff(M15)》
1《貪る光/Devouring Light(M15)》
1《対立の終結/End Hostilities(KT)》
1《風番いのロック/Wingmate Roc(KT)》
PWCのものからほんの少し変更したもの。
・マナ基盤
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》…R19
《風番いのロック/Wingmate Roc》…W16
《否認/Negate》…U13
以上の要件をFrank Karstenメソッドで満たすとこうなりました。
・《風番いのロック/Wingmate Roc》
トークン戦略で辛いのは、1枚で並べたトークンを一方的に除去されることです。(《胆汁病/Bile Blight》、《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》、《神々の憤怒/Anger of the Gods》など)
そこで、これらのカードに耐性があり、これらのカードを使われるマッチアップ(アブザンやマルドゥ)で有効なロックに白羽の矢が立ちました。
以前まで《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》が収まっていたスペースに入ったロックですが、ブリマーズと違って場に出た時点でトークンを生成するため、トークン相手に打ち渋っていた単体除去を使われて1:1交換という最悪のケースを引き起こすことがありません。
アブザン・ミッドレンジで使われるロックのように、クリーチャーを除去されて強襲を満たせないということもトークン戦略の都合上殆ど起こりませんし、インクの染み程度だったライフゲイン能力もこのデッキならまとまった量のライフゲインが期待できます。
5マナというマナコストだけで敬遠されていたロックですが、冷静に考えてみても実際に使ってみてもデッキにマッチした強カードだったのです。
(試さずにカードを評価するのはよくないと再認識したので、《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》や《地割れ潜み/Chasm Skulker》についても今後テストしてみようと考えています。)
・《貪る光/Devouring Light》
ロック同様に、良さそうだけど試していなかったカード。
《かき立てる炎/Stoke the Flames》は認知され、ケアされるようになりましたがこちらは全くケアされなかったので、特にヒロイックとのマッチアップで大活躍しました。
火力圏外のカード(《包囲サイ/Siege Rhino》、《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》など)をマナを立てずに除去出来るのも好感触でした。
・《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
対アブザン・リアニメイト、緑黒星座のカードでしたが、一度もマッチアップせず……。
《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》、《女王スズメバチ/Hornet Queen》にさえ仕事をさせなければどんなにゲインされても削り切れるので、対策の方向性としては間違っていないと考えています。
しかし、グリフのサイズやロックと一緒に使いにくい、などの都合から、まず間違いなくサイドインされるであろう《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》が癌になってきます。《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod》の併用なんかも考える必要がありそうです。
・《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》解雇
よわくない?
●PWCであったマッチアップとそのサイドプラン
対アブザン・ミッドレンジ
In
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》(《否認/Negate》)
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
《風番いのロック/Wingmate Roc》
ロックを採用したお陰で胆汁病・悲哀まみれ1枚で捌き切られなくなりました。
PWCでは胆汁病*2+悲哀まみれでロックを捌き切られたり(お互いにリソース尽きてトップ勝負の末負けました)、対立の終結で流されたりした(《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》が残って負けました)ので、もう少し対PWの枠(パーフォロスなど)を取ろうかと考えています。
対ティムール・アグロ
In
(《神々の思し召し/Gods Willing》)
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
(《風番いのロック/Wingmate Roc》)
序盤にライフを詰められて《火口の爪/Crater’s Claws》待ち、が主な負けパターン。
そこだけ切ってしまえば中~長期戦において《宝船の巡航/Treasure Cruise》を有するこちらが有利なマッチアップだと感じました。
対マルドゥ・ミッドレンジ
In
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》(《否認/Negate》)
《風番いのロック/Wingmate Roc》
《急報/Raise the Alarm》が1:2交換してくれるマッチアップなのでどう考えても有利です。ロック追加で更に良化していると思います。
PWCのシングルエリミ2回戦での敗戦は、向こうの構成にトークン戦略に対する備えがあったこと、こちら側の把握不足から来るサイドプランミスなどが重なったもので、デッキの相性的には有利だったはず。
対ジェスカイ・ヒロイック
In
《消去/Erase》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
ゲームが長引いてさえくれればこちらがどんどん有利になっていくので、とにかく負けないように負けないように動きます。極力タップアウトを避け、相手にオールインさせにくくするのが重要です。
除去を溜め込んだら、隙を見せて(相手がプロテクション呪文を使えば得をする動き。火力を絡めたよくばりブロックなど)上手くプロテクション呪文を釣り出して、数の大きい交換が出来れば長期戦に持ち込みやすくなります。
対ジェスカイ・トークンズ
In
《消去/Erase》
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《風番いのロック/Wingmate Roc》
まさか同型に当たるとは夢にも思っていなかったので、専用のサイドボードは一切取っていませんでした。
ジェスカイの魔除けのパンプアップで大損しないようにプレイしていれば、ロックの分で勝てると思います。
今回は相手がサイド後に《マグマの噴流/Magma Jet》を入れてくるなどもあって運良く勝てた感じです。
今回は以上です。次回は《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》などを試した感想などを書きたいと考えています。
2《平地/Plains》
1《島/Island》
3《山/Mountain》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(M15)》
3《シヴの浅瀬/Shivan Reef(M15)》
4《凱旋の神殿/Temple of Triumph(TH)》
1《天啓の神殿/Temple of Epiphany(JN)》
4《神秘の僧院/Mystic Monastery(KT)》
3《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(KT)》
1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(KT)》
4《道の探求者/Seeker of the Way(KT)》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
3《風番いのロック/Wingmate Roc(KT)》
1《神々の思し召し/Gods Willing(TH)》
4《急報/Raise the Alarm(M15)》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike(M15)》
4《軍族童の突発/Hordeling Outburst(KT)》
4《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KT)》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames(M15)》
4《宝船の巡航/Treasure Cruise(KT)》
サイド
2《マグマのしぶき/Magma Spray(JN)》
1《神々の思し召し/Gods Willing(TH)》
1《消去/Erase(KT)》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KT)》
1《否認/Negate(M15)》
1《異端の輝き/Glare of Heresy(TH)》
4《静翼のグリフ/Hushwing Gryff(M15)》
1《貪る光/Devouring Light(M15)》
1《対立の終結/End Hostilities(KT)》
1《風番いのロック/Wingmate Roc(KT)》
PWCのものからほんの少し変更したもの。
・マナ基盤
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》…R19
《風番いのロック/Wingmate Roc》…W16
《否認/Negate》…U13
以上の要件をFrank Karstenメソッドで満たすとこうなりました。
・《風番いのロック/Wingmate Roc》
トークン戦略で辛いのは、1枚で並べたトークンを一方的に除去されることです。(《胆汁病/Bile Blight》、《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》、《神々の憤怒/Anger of the Gods》など)
そこで、これらのカードに耐性があり、これらのカードを使われるマッチアップ(アブザンやマルドゥ)で有効なロックに白羽の矢が立ちました。
以前まで《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》が収まっていたスペースに入ったロックですが、ブリマーズと違って場に出た時点でトークンを生成するため、トークン相手に打ち渋っていた単体除去を使われて1:1交換という最悪のケースを引き起こすことがありません。
アブザン・ミッドレンジで使われるロックのように、クリーチャーを除去されて強襲を満たせないということもトークン戦略の都合上殆ど起こりませんし、インクの染み程度だったライフゲイン能力もこのデッキならまとまった量のライフゲインが期待できます。
5マナというマナコストだけで敬遠されていたロックですが、冷静に考えてみても実際に使ってみてもデッキにマッチした強カードだったのです。
(試さずにカードを評価するのはよくないと再認識したので、《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》や《地割れ潜み/Chasm Skulker》についても今後テストしてみようと考えています。)
・《貪る光/Devouring Light》
ロック同様に、良さそうだけど試していなかったカード。
《かき立てる炎/Stoke the Flames》は認知され、ケアされるようになりましたがこちらは全くケアされなかったので、特にヒロイックとのマッチアップで大活躍しました。
火力圏外のカード(《包囲サイ/Siege Rhino》、《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》など)をマナを立てずに除去出来るのも好感触でした。
・《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
対アブザン・リアニメイト、緑黒星座のカードでしたが、一度もマッチアップせず……。
《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》、《女王スズメバチ/Hornet Queen》にさえ仕事をさせなければどんなにゲインされても削り切れるので、対策の方向性としては間違っていないと考えています。
しかし、グリフのサイズやロックと一緒に使いにくい、などの都合から、まず間違いなくサイドインされるであろう《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》が癌になってきます。《ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod》の併用なんかも考える必要がありそうです。
・《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》解雇
よわくない?
●PWCであったマッチアップとそのサイドプラン
対アブザン・ミッドレンジ
In
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》(《否認/Negate》)
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
《風番いのロック/Wingmate Roc》
ロックを採用したお陰で胆汁病・悲哀まみれ1枚で捌き切られなくなりました。
PWCでは胆汁病*2+悲哀まみれでロックを捌き切られたり(お互いにリソース尽きてトップ勝負の末負けました)、対立の終結で流されたりした(《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》が残って負けました)ので、もう少し対PWの枠(パーフォロスなど)を取ろうかと考えています。
対ティムール・アグロ
In
(《神々の思し召し/Gods Willing》)
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
(《風番いのロック/Wingmate Roc》)
序盤にライフを詰められて《火口の爪/Crater’s Claws》待ち、が主な負けパターン。
そこだけ切ってしまえば中~長期戦において《宝船の巡航/Treasure Cruise》を有するこちらが有利なマッチアップだと感じました。
対マルドゥ・ミッドレンジ
In
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》(《否認/Negate》)
《風番いのロック/Wingmate Roc》
《急報/Raise the Alarm》が1:2交換してくれるマッチアップなのでどう考えても有利です。ロック追加で更に良化していると思います。
PWCのシングルエリミ2回戦での敗戦は、向こうの構成にトークン戦略に対する備えがあったこと、こちら側の把握不足から来るサイドプランミスなどが重なったもので、デッキの相性的には有利だったはず。
対ジェスカイ・ヒロイック
In
《消去/Erase》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《貪る光/Devouring Light》
《対立の終結/End Hostilities》
ゲームが長引いてさえくれればこちらがどんどん有利になっていくので、とにかく負けないように負けないように動きます。極力タップアウトを避け、相手にオールインさせにくくするのが重要です。
除去を溜め込んだら、隙を見せて(相手がプロテクション呪文を使えば得をする動き。火力を絡めたよくばりブロックなど)上手くプロテクション呪文を釣り出して、数の大きい交換が出来れば長期戦に持ち込みやすくなります。
対ジェスカイ・トークンズ
In
《消去/Erase》
《神々の思し召し/Gods Willing》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《風番いのロック/Wingmate Roc》
まさか同型に当たるとは夢にも思っていなかったので、専用のサイドボードは一切取っていませんでした。
ジェスカイの魔除けのパンプアップで大損しないようにプレイしていれば、ロックの分で勝てると思います。
今回は相手がサイド後に《マグマの噴流/Magma Jet》を入れてくるなどもあって運良く勝てた感じです。
今回は以上です。次回は《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》などを試した感想などを書きたいと考えています。
コメント
ロックは試そうとも思ったことなかったので目から鱗でしたwあとリンクさせていただきました!
同じデッキを使っているプレイヤーが私の調整記録を見て、何かしらのレスポンスを返してくれるのは嬉しいですね。
意見交換などは大歓迎ですので思うところがあったらガンガン書き残していってくれると助かります。
こちらもリンク返させていただきました。今後ともよろしくお願いします。
ところで、サイドボードプランに関しまして、抜くカードはどのようにしておられますか?
よろしければご教示ください。